こんなところでも近畿タクシー

区切り線

以下の文章は「神戸新聞2007年10月4日朝刊」の記事より一部を抜粋して転載しています。

スイーツ
ブランドつなぎ街巡る



女性客を洋菓子の有名店に案内する「神戸スイーツ・タクシー」=神戸市中央区三宮町
 「神戸の洋菓子店は、京都のお寺や神社に匹敵するような観光名所」
 そんな発想から、大の甘党を自認する近畿タクシー(神戸市長田区)社長の森崎清登さん(54)が有名洋菓子店などを巡る「神戸スイーツ・タクシー」を始めて丸1年。遠方から地元まで多くの人の人気を集めている。
 「タクシーで街中のスイーツどころをつなげば、神戸の魅力をより強く発信できるはず」と森崎さん。その熱意で洋菓子店をくどき、特別メニューを用意してもらったという。
 出来上がった1つが、JR三ノ宮駅などを出発し、トアロードからビーナスブリッジ、ハーバーランドを巡るコース。
 ホテルマンのような装いのドライバーがガイド役になり、途中、店の前で「この店は今の季節、マンゴーのケーキがおいしい」「ここでは工房の様子を見られます」などと、特徴を解説してくれる。また、希望すれば店への立ち寄りもOK。店側では、利用客だけの特別メニューやサービスを別料金で用意している。
 例えば、「ボックサン」では、ワンコイン(500円)で3種類のケーキを、「ドンク」では、カツサンドなどを盛り合わせた特別メニューを販売する。
 新しいコースも企画中で、森崎さんは「点と点をつないで面にすれば、神戸はもっと躍動できるはず」と熱っぽく語っている。

 スキャナで紙面より写真の画像を取りこみましたので、若干汚れが目立ちますがご了承下さい。


戻 る