こんなところでも近畿タクシー

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以下の記事は「神戸新聞2008年2月22日夕刊」より転載しています。

受験生に“春”を運べ

「桜咲くタクシー」出発
神戸の業者 新サービス



受験生のため湯たんぽと綿入れ、弁当を用意した
「桜咲くタクシー」=神戸市長田区長田町3、
長田神社
湯たんぽ、綿入れなど用意

 受験生に気持ちよく入試に挑んでもらおうと、近畿タクシー(神戸市長田区)が、入試の試験会場までの車内で、湯たんぽや綿入れを用意するサービスを始めた。その名も「桜咲くタクシー」。同区内の商店と協力し、特別弁当も作った。「学生時代を過ごすかもしれない街の温かさを伝え、緊張をほぐしたい」とエールを送る。
 JR新長田駅南の再開発ビルで15日にビジネスホテル「ホテルサーブ神戸アスタ」が開業したのがきっかけ。同タクシーの森崎清登社長(55)が「市内の大学を受ける受験生にとって絶好の宿泊場」と目を付けた。ホテル側も「受験生には最高のサービス。ホテルが地域にとけ込むチャンスにもなる」と快諾した。
 中型タクシー5台で対応。綿入れと湯たんぽは、いずれも合格をイメージしたピンク色だ。また、長田神社前商店街の弁当店「おかずふぁくとりぃ」が試験日の昼食に1200円の弁当を用意し、村上季実子店長(54)は「食べやすさと健康面に気を配った」。
 森崎社長も「試験直前のコンディション作りに少しでも役立ちたい」と意気込む。
 合格発表の掲示板を写真メールで配信するサービスもするという。
 受験生が対象で、同ホテルの宿泊客はフロントで予約できる。近畿タクシー TEL 078-691-0101
   (飯田 憲)

 スキャナで紙面より写真画像を取りこみましたので、若干汚れが目立ちますがご了承下さい。

「『桜咲くタクシー』企画案」は、こちらをご覧下さい


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