こんなところでも近畿タクシー

区切り線

以下の記事は「神戸新聞 平成21年4月29日 朝刊」より転載しています。

丹波焼 有馬に飾ろう
旅館従業員 灯ろう制作



窯元から指導を受け、「おもてなしの灯ろう」を作る有馬温泉の
旅館従業員=篠山市今田町上立杭、陶の郷
篠山

 神戸市の有馬温泉から篠山市の丹波焼の里や城下町を巡る観光コース「湯元・窯元・お膝元」を知ってもらおうと、有馬温泉の旅館従業員ら25人が28日、篠山市今田町上立杭の「陶の郷」で灯ろうを制作。完成した作品は、観光客を迎える「おもてなしの灯ろう」として旅館に置き、丹波焼の良さを伝える。
 県やJRグループなどによる大型観光企画「あいたい兵庫デスティネーションキャンペーン」の一環。篠山市の丹波立杭陶磁器協同組合と丹波篠山観光まちづくり協議会、有馬温泉観光協会が6月末までの土、日、祝日を中心に周遊バスを運行。神戸市のタクシー会社も独自で新神戸駅と有馬、篠山を結ぶ観光タクシーを走らせている。
 灯ろう作りは、窯元5人が土の成形までを指導。旅館従業員らは光の漏れ具合を考えながら、筒状の土に丸や三角、花形などの穴を開け、個性豊かな灯ろうに仕上げた。
 有馬温泉では7月末から8月初めに明かりの全国公募コンテストを開催。灯ろうはイベントに合わせて旅館に飾る。
 灯ろうを作った客室係の水野幸子さん(25)は「窯元さんは気さくな人ばかり。お客さんにも丹波焼の里の訪問を勧めたい」と話していた。
 バスツアーは篠山市丹波篠山黒まめ課 TEL 079-552-6907
    (敏蔭潤子)

スキャナで写真を取りこみましたので、若干汚れが目立ちますがご了承下さい。


戻 る