こんなところでも近畿タクシー

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以下の文章は「毎日新聞・朝刊」2002年11月28日に掲載された記事を転載しています。

塾の送り迎え
親も子どもも 安心「かえる号」



子どもが安心して乗れる目印の
カエルのぬいぐるみ
 長田の近畿タクシーが本格運行

 神戸市長田区を中心に営業している近畿タクシー(森崎清登社長)は、子どもも安心して乗れる「安心かえる号」の本格運行を始める。車内に置かれたカエルのぬいぐるみが「安心を買える」目印という。料金は通常と同じ初乗り660円。

 塾通いの子どもの利用を想定。母親が会社に登録(無料)し、利用当日に依頼すれば、送り迎えをしてくれる。同区の障害者小規模作業所「七つの海」で裁縫されたぬいぐるみを置いている。11月初めから試験的に数台を運行していたが、今月中に20台に増やすという。
 「タクシーを利用するのはネクタイを締めた会社員という印象がこれまであった」と森崎社長は言う。そうした印象をぬぐい去るため、同社は、リフト付きで車椅子のまま利用できるワンボックスタイプの「ユニバーサルデザインタクシー」も運行してきた。
 森崎社長は「子どもが安心できるということは、誰でも安心して乗れるということ。利用者拡大だけでなく、『人への優しさ』をアピールしたい」と話している。

 新聞紙面よりスキャナで写真を取りこみましたので、若干汚れが目立ちますがご了承下さい。

「安心かえる号!」はNHK第一ラジオ12月4日17:30〜番組:関西ラジオワイドでも取り上げていただきました。


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