こんなところでも近畿タクシー

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以下の文章は「朝日新聞2003年3月26日・朝刊」に掲載された記事を転載しています。

復興・長田へ修学旅行増加
協議会設立で窓口一本化
受け入れ体制拡充へ

炊き出しや宿泊も体験

 復興まちづくりや商店街の取り組みを見学する修学旅行生の受け入れ体制を拡充しようと、長田区内のまちづくり協議会などが4月1日、「神戸長田コンベンション協議会」を設立する。体験学習などのメニューも整理し、個々の取り組みを一本化する。(荒川克明)

 震災後、長田区内には修学旅行生の訪問が急増。これまで東北から九州まで、延べ百校を受け入れてきた。最近は東海地震への関心が高まり、静岡や岐阜県などからの問い合わせが相次いでいるという。
 協議会設立に名乗りを上げたのは、「野田北ふるさとネット」「御蔵5・6・7まちづくり協議会」「神戸ながたTMO」「くつのまちながた神戸」の4団体。
 これまで、個々で受け入れ交渉を進めてきたため、希望校とのスケジュールが合わない場合はキャンセルすることも多かった。窓口の一本化で、それぞれの組織に受け入れを振り分け、周遊性を持たせる効果も期待できる。
 体験学習は、震災の語り部や商店主に復興の歩みを聞くインタビュー、炊き出しなど。震災当時、実際に使用していたトレーラーハウスを使っての宿泊コースもある。
 修学旅行生は、人と防災未来センターや淡路島の震災記念公園などを訪れた際、長田区にも足を延ばすコースが目立つという。
 会長に就任した近畿タクシーの森崎清登社長は「他の震災関連施設とも連携し、被災地のいまを発信する活動を強めたい」と話している。
 協議会の事務局はシューズプラザ内に置く。電話 078-642-2355

神戸長田コンベンション協議会

体験学習 受け入れ事業・概要

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