こんなところでも近畿タクシー

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以下の文章は「日本経済新聞2003年7月12日朝刊」に掲載された記事を転載しています。

地域根差したビジネス支援

NPOと連携
神商、講座など来月開設

 神戸商工会議所と特定非営利活動法人(NPO法人)しみん事業サポートネットワーク(神戸市、金宣吉理事長)は連携して、コミュニティービジネスの支援事業を始める。8月にスタッフや起業家の育成講座を開催、地域に根差したビジネスを後押しすることで経済活性化につなげるのが狙い。同会議所がNPOと連携した事業を行うのは初めて。
 8月5日から9日までの5日間、コミュニティービジネスで働くスタッフや起業を考えている人を対象にした講座を開く。加藤恵正・神戸商科大学教授や森崎清登・近畿タクシー社長、商業プランナーの天川雅晴氏などを講師に招く。神戸商議所側は西神戸支部が事務局を担当する。
 コミュニティービジネスは地域に根差した活動が特徴で、高齢者や障害者、主婦などの雇用の受け皿として期待されている。
 今後も商議所とNPOがそれぞれ持つノウハウやネットワークを生かし、コミュニティービジネスを地域経済の担い手になるような支援策を計画していく考え。将来はNPO法人スタッフの職業訓練事業も予定している。

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