こんなところでも近畿タクシー

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以下の文章は「産経新聞2006年8月5日朝刊」の記事を転載しています。

「海のタクシー」ただいま営業中

海水浴場へ自宅から水着で直行

運転手はアロハシャツに麦わら帽子 長田の近畿タクシー



アロハシャツに麦わら帽子姿で営業する海のタクシーの乗務員
=神戸市長田区の近畿タクシー
 「海パン姿で須磨海水浴場まで」。近畿タクシー(神戸市長田区)が自宅からちょっとしたリゾート気分を味わってもらおうと「海のタクシー」と名付けたユニークなサービスをしている。乗務員もアロハシャツと麦わら帽子でムードを演出。これまでの利用者は10組に満たないが、31日まで続けるという。
 今年で5年目。タクシー料金は通常の須磨海水浴場までのメーター料金のみで、車体には「海のタクシー」と書いたステッカーを貼っている。帰宅の際は車内が水でぬれてもいいよう座席にビニールシートとバスタオルを掛けている。
 「タクシー営業の中に季節感を盛り込んでお客様に楽しんでもらいたかった」と話す同社の森崎清登社長(53)。多額の投資をせずに既存の設備を生かしてできるサービスを常に考えているという。春には花見の場所確保やゴザ、七輪の貸し出しサービスでしている。
 「付加価値を付けなければマイカーに負けてしまう。車内が水や砂で汚れれば掃除をすればいい」と森崎社長は話し、今後も「楽しめるサービスを探し続ける」という。
「海のタクシー」の問い合わせは同社(TEL 078-691-0101)。

「海のタクシー」の詳細はこちらをご覧ください。

 新聞紙面よりスキャナで写真を取りこみましたので、若干汚れが目立ちますがご了承下さい。


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