以下の記事は「神戸新聞 平成20年11月14日 朝刊」より転載しています。
本と華麗なコラボ ■ジュンク堂書店三宮店■
神戸出身漫画家・故横山さん代表作
書棚にカレー
「三国志」「鉄人28号」ラベルに 神戸出身の漫画家故横山光輝さんのベストセラー漫画「三国志」をパッケージに使ったレトルトカレーが、ジュンク堂書店三宮店(中央区三宮1)で漫画と一緒に並べて売り出されている。長田区の街づくり団体が提案したもので、本とカレーの不思議な組み合わせが客の目を引いている。 (金 慶順) |
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「三国志」の漫画とレトルトカレーが陳列された書棚=ジュンク堂三宮店 |
長田の住民団体が提案 横山さんの漫画で街の活性化に取り組む長田区の「KOBE鉄人プロジェクト」メンバーとエム・シーシー食品(東灘区)が協力して、ごま油やネギの風味を生かした中華風の「神戸三国志伽哩」を7月に販売。同プロジェクトの理事森崎清登さん(55)が漫画と一緒に売れば面白いと考え、ジュンク堂に提案して実現した。 10月半ばから、同店2階フェアコーナーでレトルトカレーを漫画と書棚に並べて販売。同じくエム・シーシー食品の商品で、横山さんの代表作のひとつ「鉄人28号」のラベルを張った「神戸鉄人カレー」の缶詰も一緒に並ぶ。 最近の三国志ブームのおかげか、漫画の売れ行きは好調という。カレーも「珍しがって買っていくお客さんがいます」と藤本智久副店長(48)。「横山さんが神戸出身だということを知らない人は意外に多い」と言い、11月中は販売を続ける予定だ。 |
スキャナで写真を取りこみましたので、若干汚れが目立ちますがご了承下さい。
「KOBE 鉄人 PROJECT」のホームページはこちらをご覧下さい