こんなところでも近畿タクシー

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以下の文章は平成13年9月30日付「神戸新聞 朝刊」に掲載された記事を転載しています

「のぞみ」増す神戸に新タクシー

車いすのまま乗れるユニバーサルデザインタクシー
車いすのまま乗車できるユニバーサル・デザインのタクシー。車内は広くだれもがくつろげる=神戸市長田区
 近畿タクシー(神戸市、森崎清登社長)は10月1日からJR新神戸駅発着の「のぞみ」が大幅に増えるのにあわせ、体の障害があってもなくても快適に乗れる「ユニバーサルデザイン(UD)・タクシー」を導入する。従来の福祉利用は電話予約中心だが、今回は「流し営業」するのが特徴。新神戸にも配車し、観光客に神戸のタクシーの使いよさをアピールする。

    ユニバーサルデザイン車
    あすから流し営業

 誰もが心地よく乗れるというのが発想の原点。2年前から全国の同業6社と連携し、UD車の普及に取り組んできた。
 トヨタのワンボックスタイプ中型車「レジアス」を使用。5人乗りで座席がゆったりしている上、車いすのまま乗れるようリフトも装備。ホームヘルパー2級資格を持つドライバーに重点的に運転させ、体の不自由な人のニーズに対応する。
 のぞみ増便に着目し「観光客の目に触れて『神戸のタクシー会社もやるやないか』と感じてもらえれば成功」と森崎社長。ドライバーの意識変革にもつながるという。まず2台からスタート、反応をみて増やす考え。料金は中型タクシーと同じで初乗り660円。同社 TEL 078-691-0101

 新聞紙面よりスキャナで写真を取りこみましたので、若干汚れが目立ちますがご了承下さい。

JR新神戸駅でのスナップ写真はこちらへ

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