以下の文章は平成13年10月12日付「産経新聞」に掲載された記事を転載しています。
JR新長田駅南地区商店街
震災の経験語り継ぐ
修学旅行生徒向け 多彩なメニュー用意
修学旅行生の訪問は今回で3校目。震災後の町づくりの見学や商人(あきんど)体験など、各校のニーズに応じて多彩なメニューを提供している。同地区を観光地としてプロデュースしようとしている神戸ながたTMOの森崎清登さん(48)は「商店主ら『人』が一番のパビリオンだから、いろんなニーズに対応できる」と自信をみせる。 この日、訪れたのは岐阜県神戸(ごうど)町の町立神戸中学校の2年生208人。商店を訪れて店主たちに「震災で学んだことはありますか?」などとインタビューし、ある商店主は「お互い助け合うことを学んだ」と答えていた。 同中2年の清水暁彦君(14)は「テレビでしか見たことがなかったので、直接、被災者の話を聞けたのが不思議な感覚」と話していた。 |
神戸(ごうど)中学校の修学旅行のスナップ・ショットはこちらへ
※ 新聞紙面よりスキャナで写真を取りこみましたので、若干汚れが目立ちますがご了承下さい。