こんなところでも近畿タクシー

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以下の文章は平成14年3月2日付「日本経済新聞・夕刊(1面)」に掲載された記事を転載しています。

タクシー乗れば、買い物で特典

神戸の近畿タクシー、商店街組合加盟
 タクシーに乗れば商店街の買い物がお得に−−。神戸市のタクシー大手、近畿タクシー(森崎清登社長)が地元の長田神社前商店街の組合に加盟し、ポイントカードの共同利用に乗り出した。買い物帰りにタクシーを使う高齢の客が多いのに着目、2日からタクシーを利用すれば商店街のポイントカードに加算され、買い物ができる。商店街に店舗を持たない事業者の商店街組合加盟は全国で初めて。

              ポイントカード共同利用

 約1万1千人が加入している同商店街の「タメ点カード長田」買い物額の1%を1ポイントとして120ポイントたまると100円分の買い物ができる仕組み。近畿タクシーの乗車料金も初乗り660円の場合、6ポイントに換算される。ポイント対象となることで、同タクシーを優先的に利用してもらうのが狙い。将来はポイントをタクシー券に交換できるようにする。
 同組合は地域外企業もカード事業に参加できるよう規約を改正し、近畿タクシーは第1号の「協力会員」となった。

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