こんなところでも近畿タクシー

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以下の文章は平成14年3月7日付「神戸新聞・朝刊」に掲載された記事を転載しています。

乗ってもたまる買い物ポイント
タクシー会社参入

タメ点カード長田のステッカーを貼り、走る車両    神戸・長田で新しい試み

 神戸市内の商店街と市場が共同で運営するポイントカードに、このほど地元のタクシー会社が加盟した。商店街以外からの参加で利用者がポイントを貯めやすくなり、カード会員増が見込めるほか、タクシー会社も商店街のお客を取り込める。商店街のカードに“異業種”の参加は珍しく、不況にあえぐ他商店街にも広がりそうだ。  (高見雄樹)

  商店街、市場とタイアップ

 長田神社前商店街(長田区、五嶋靖浩理事長)と、長田中央小売市場(同、佐向輝幸理事長)の「タメ点カード長田」。県内最大規模の1万1千人が会員登録している。参加したのは同区に本社を置く近畿タクシー。
 買い物100円につき1ポイントが加算され、120ポイントで100円分の買い物券と引き換えできる。タクシーにワンメーター(660円)乗れば6ポイントになる。
 店舗を持たない同社がカードに参加できるよう、両商店街・市場に「協力会員」というポストを新設。「商店街経営もスピードの時代」(山本幸男・同商店街副理事長)と、構想からわずか半月で実施にこぎ着けた。
 近畿タクシーの森崎清登社長は「今回の参加で、商店街が足を持ったことになる。これを機にお互いの活動範囲が広がれば」と話している。
長田神社前商店街「タメ点カード」が
タクシー会社と提携=神戸市長田区

 新聞紙面よりスキャナで写真を取りこみましたので、若干汚れが目立ちますがご了承下さい。

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