以下の文章は平成14年7月24日付「日本経済新聞・朝刊」に掲載された記事を転載しています。
須磨海岸で近畿タクシー
専用車両で体の砂も平気 自宅から海岸まで水着のまま出かけられます−−。近畿タクシー(神戸市、森崎清登社長)は自宅から須磨海岸(神戸市)を送迎するサービスを始めた。専用の車両を用意し、体に砂が付いた状態でも気軽に自宅と海岸の間を移動できるようにした。海岸周辺に住む家族連れを中心に、1日当たり4〜5件程度の利用を見込む。 「海のタクシー」の名称で8月31日まで運行する。予約した指定時間にアロハシャツを着た運転手が自宅まで迎えに来て、須磨海岸の海辺近くまで送り届ける。 同海岸にある約30の「海の家」を紹介するパンフレットを車内に置き、指定した「海の家」の前でも降りられる。 毎日先着2組まで、日焼け止めクリームなどが入ったクーラーボックスを無料で貸し出す。 片道だけでも利用できる。初乗り660円で割引サービスなどはないが、「駐車場の確保や飲酒などを心配せずに海水浴を楽しめる」(森崎社長)と話している。 |