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以下の文章は「神戸新聞2004年11月10日朝刊」に掲載された記事を転載しています。

長田のこだわり、ついにCDに

“何でもかんでも やっぱりソース”

ブギウギ調とムード歌謡で コテコテの食文化発信



CDの録音に参加したまちづくりのメンバーら=神戸市長田区久保町6
 阪神・淡路大震災で大きな被害を受けた神戸市の新長田地区で、まちづくりに取り組むメンバーらが協力し、地元名物のソースをテーマにした曲をCDに収録、10日から発売する。長田こだわりの食文化を曲に乗せて発信する。今後、ぼっかけやそばめしも取り上げる計画で、歌で「食のまち・長田」をアピールしていく。
 (須々木俊夫)

   まちづくりメンバーら
 第1弾は「ながたソースCITY」と「ソースよ今夜もありがとう」。新長田の復興再開発ビルにあるライブハウス「SITE・KOBE(サイト・コウベ)」のプロデューサー、岡田誠司さん(45)が作詞・作曲した。今年8月、CM曲などを手がける岡田さんが数年前に作った曲を、神戸ながたTMOのメンバーが聞き、「長田のテーマ曲にぴったり」と作り直してもらった。
 CDは、地元のミュージシャンらの応援も得て自主製作。岡田さんが歌を担当し、まちづくりメンバーらがコーラスで参加した。
 「ながたソース〜」はブギウギ調。「(唄)長田っ子なら、何でもかんでもソースに決める」「(唄)お好み、たこ焼き、そばめし、コロッケ、街中ソースであふれてる…」など、生活に欠かせないこだわりを軽快に歌う。「〜ありがとう」は、ムード歌謡で「(唄)ソースよ、おまえと死ぬまで二人づれ」と、ソースへの限りない愛着を込めている。
 CDは千円。地元のレコード店やサイト・コウベなどで1000枚販売する。岡田さんは「生まれ育った長田の食の楽しみ方が自然と曲になった。街中に曲が流れるようになれば」と話している。
 サイト・コウベ TEL078-612-3340

 新聞紙面よりスキャナで写真を取りこみましたので、若干汚れが目立ちますがご了承下さい。


CDの紹介

(P)&(C)2004 KOBE NAGATA TMO,ARM ALEX Inc


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