以下の文章は「神戸新聞2005年3月18日朝刊」に掲載された記事を転載しています。
お好み焼き 味付けは地域の魅力
オリバーソースと神戸ながたTMO
「長田ソース」を開発
試食を重ねて完成した「長田ソース」 =神戸市長田区久保町3 |
神戸・長田地区のまちづくり会社・神戸ながたTMOはオリバーソース(神戸市)と、お好み焼き用の「長田ソース」を共同開発した。長田はJR新長田駅周辺だけでも約70のお好み焼き店が並び、それぞれに秘伝のソースがある。「ソースは地域のリソース(資源)」と両社。特製ソースを地域の魅力作りに役立てる。 (記事:長尾亮太、写真:小林涼多) 同TMOは「お好み焼きの街」を旗印に、店のガイドマップを作り修学旅行生を誘致した実績を持つ。お好み焼きの宣伝ソングのCDも製作し、オリバーに販売に訪れたのが共同製作のきっかけになった。 オリバーは1923年創業。神戸から全国ブランドに成長した。「地元の街づくりに役立つことを探していた」という。 甘めのお好み焼きソースが多い中、香辛料と酸味を効かせ、ぴりっと目立つ味に仕上げた。「お好み焼き店もソース会社も、まさに長田の地場産業。連携して発展を」と、企画した地元・近畿タクシーの森崎清登社長。発売は5月下旬。価格は200円台を予定している。お好み焼き店に置くほか、6月から神戸市内のスーパーでも販売する。神戸ながたTMO:TEL078-612-7260 |
※ 新聞紙面よりスキャナで写真を取りこみましたので、若干汚れが目立ちますがご了承下さい。