こんなところでも近畿タクシー

区切り線

以下の文章は「神戸新聞2005年4月5日朝刊」に掲載された記事を転載しています。

桜のトンネル通り買い物へ
今週末「お花見バス」発進

水道筋商店街が無料サービス

 買い物もお花見もハイキングも−。灘区の水道筋商店街は9、10日、商店街から北上して桜の名所を通り抜ける“お花見バス”を無料運行する。途中でまやケーブルの始発駅も経由、車内でケーブルカーやロープウェーの2割引券を配り摩耶山観光も呼び掛ける。
  (長尾亮太)
               摩耶山観光楽しんで 割引券配布も


「灘さくらバス」が通る桜のトンネル=灘区高尾通
 「灘さくらバス」。阪急王子公園駅に近い同商店街6丁目を出発、王子公園の桜を眺めながら坂道を上る。ケーブル駅を経て、全長350メートルにわたって桜の並木道が続く高尾通の通称「桜のトンネル」を下る。枝はバスの屋根をかすめるほど伸び、道路から神戸港を見渡すこともできる。
 その後、商店街まで戻る約20分の行程。乗車には、商店街内の各店舗で運行日の朝から配る整理券が必要だが、途中下車もでき、空席があればどこからでも乗れる。運行は長田区のタクシー会社に委託。午前10時〜午後4時台で、零時台を除き毎時2本走らせる。定員は各28人。
 ケーブルを運営する市都市整備公社もバス運行にちなみ、山上の掬星台でイベントなどを催す。
 水道筋商店街周辺は阪神・淡路大震災後、住民が入れ替わり、商店街になじみのない人が増えている。高齢者も増え、坂道を嫌って山の手の住宅街から買い物に来る人も減った。同商店街の広報担当理事、西井利行さんは「このバスで、ぜひ商店街にも来てほしい」とPRしている。
エルナード水道筋事務所 TEL871-1818

 新聞紙面よりスキャナで写真を取りこみましたので、若干汚れが目立ちますがご了承下さい。

灘さくらバス詳報はこちらをご覧下さい


戻 る