「夏のタクシー」企画案

                                   近畿タクシー株式会社

2002年の夏から始まった「海のタクシー」は、好評につき、3年連続この夏も登場です。地元須磨海岸まで自宅から水着のままご乗車いただく「海のタクシー」は、身近な自然に触れる機会を提供できました。
夏の終わりには、海の家のご協力を得て、地元の子供たちと一緒に自然観察会も催しました。
さて、2004年の夏は、自然を楽しむそんな「海のタクシー」と共に、環境に優しい「青空のタクシー」が登場します。ふたつ併せて、「夏のタクシー」です。
「青空のタクシー」は、地球温暖化防止のために過冷房の抑制を図り、無駄なアイドリングを止める、青い空とお客様を大切に思うタクシーです。

「青空のタクシー」の小さな工夫
(1)乗務員の夏期制服をエコスタイルにします。
県内のアパレルメーカーでつくる「ひょうごエコファッション実行委員会」のメンバーである「エフエルエス」(神戸市中央区)と「大化産業」(西脇市)が共同開発した、省エネに取り組むエコスタイルの半袖シャツを採用しました。この夏、兵庫県庁の職場で着用されたものと同じシャツです。車内では、乗務員もノーネクタイで接遇させていただくことになります。

(2)エアコンの冷気吹出しを無駄のないようにします。
タクシー車両の冷気吹出し口の多くが客席に無く、乗務員の手元近くにあります。客席の快適な冷房を維持しようとすると、過度の冷気が運転席に集中します。いわゆるクーラー病にいたる場合もあります。そこで、ダクトを別に手作りで設け、冷気を分散して、無駄な冷気を無くすことを目指します。客席のお客様と、運転席の乗務員が共に心地よい快適な車内空間づくりを始めます。

(3)シャツの左肩部分に「近畿タクシーのブランド」のワンポイントを付けます。
1991年の夏、KOBEの街並みに良く似合うロンドンタクシーを導入。さっそく「ポートキャブ」と名づけ、商標登録をしました。現在3台が運行中です。本場のロンドンタクシーは「サービス世界一」の名声を博しています。そのサービスレベルに近畿タクシーが近づくべく、その車の形とポートキャブの名称を組み合わせたロゴマークをワンポイントにしました。タクシーのブランディングを環境保全とサービス向上を併せながら、進めてゆく企画です。「左肩のワンポイントが、お洒落!」とお客様からご好評をいただけるよう、乗務員も接遇時に清々しいサービス提供に励みます。


「海のタクシー」と「青空のタクシー」は、シャツが目印

「海のタクシー」はアロハシャツ。「青空のタクシー」はエコスタイル・シャツ

「海のタクシー」は自宅の玄関と須磨海岸を結ぶチューブです。ご乗車時から海の気分を楽しんでいただくため、乗務員はアロハシャツを着用します。
「青空のタクシー」は夏に始まりますが、環境というテーマとお客様と乗務員にとって良い空間を創るというテーマもあります。いくつもの季節を通り抜ける息の長いメニューになりそうです。ちなみに、シャツの色は、空色です。

                解説写真はこちらです。


「海のタクシー」と「青空のタクシー」は、夏休み期間中実施です。

平成16年7月20日(火)スタート
平成16年8月31日(火)終了予定

この件のお問い合わせは、下記にお願い致します。

  〒 653-0827 神戸市長田区上池田5−5−18
  近畿タクシー株式会社
  取締役社長
  森崎 清登(もりさき きよと)51歳
  http://www.kinkitaxi.com
  info@kinkitaxi.com
  TEL 078-691-0101
  FAX 078-691-0103


※ 「近畿タクシーのブランド」のワンポイント
 
          ポートキャブロゴ

※ 「青空のタクシー」は、近畿タクシー(株)みどりと青空委員会の企画発案です。この委員会は弊社の環境への取り組みを行う社内プロジェクト・チームです。活動内容については、弊社HPをご覧下さい。トップページ最下段からアクセスできます。

朝日新聞コラム「青鉛筆」掲載記事をご覧下さい
毎日新聞コラム「雑記帳」掲載記事をご覧下さい


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MBSテレビ「ちちんぷいぷい」
・MBSラジオ「ありがとう 浜村淳」
・ABCラジオ「全力投球!!妹尾和夫です」
・読売テレビ「あさイチ」


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